納車整備内容
当社の納車整備チェックシートになります。
大きく分けて71項目になりますがさらに細かく手間・時間・お金を掛けてまいります。
当社は設備、資格、技術を有する中部運輸局長認証、分解整備事業工場になります。
※不許複製・禁無断転載※
※ アウトレットカー に付きましては「4輪アライメント調整」はトーイン及びハンドルセンター調整のみになります。
有料にて「4輪アライメント調整」をお受けできます。
他、一部除外もございますのでご確認お願い致します。
油脂類の全交換・ラジエーターチェック
油脂類の全交換(エンジン、エレメント、ミッション、デフ、ブレーキ、クラッチ)はもちろんのことラジエター液に関しては、クーラントチェンジャーにてクーラントをマイクロフィルターでろ過し注入いたします。これにより不純物を取り除き目詰まりを防ぎます。またクーラント本来の冷却、防腐、凍結防止の性能を復活させます。劣化したクーラントを廃棄する事による水質汚染等の心配もなく、エコ&リサイクルに貢献しています。
ロードスターの弱点でありますプラグコードのリーク(アイドリング不調もしくは失火はまず、これを疑ってください)の対策として新品プラグコードと新品プラグを装着いたします。
見た目も美しく仕上げるために
ブレーキローターのサビを除去し、防腐耐熱塗装
ブレーキローターは鉄製の為、サビたままの車が多いです。
当店ではサビを除去し、防腐耐熱塗装をしております。
これにより放熱効果を良くし、見た目も美しく仕上がります。
NA・NBは耐熱シルバー、NC以降は耐熱ブラックにて塗装して参ります。
また、ロードスターの弱点の一つであります、リアキャリパーの固着防止の為の分解・グリスアップをしブレーキ調整をいたします。その際にはブレーキパッドの残量チェックをし、基準に満たない場合は交換していきます。
クラッチに関してはこれも弱点の一つである、オペレーティングシリンダー(ミッションの横についています、クラッチを切り離す役割をしている物です)のオイル漏れチェック及び交換、鳴き止めのグリスアップをいたします。
また、ブレーキ、クラッチの両フルードにはWAKO’SのSuperDOT4を使用し、スポーツ走行にも対応しています。
各センサーの動作確認
ロードスターは数多くのセンサー(水温・点火信号・回転信号・エアフロ・スロットル等)にてコントロールされております。それらに不具合が生じた際にECU(車輌コンピューター)に異常履歴が残ります。それを読み取る為、ダイアグノーシス(自己診断装置)にてチェックし、各センサーの動作確認を行い、異常個所を対策しております。
他ライトテスター・排ガステスター・バッテリーテスター等によりチェックを行っております.
ウィンドウレギュレター(パワーウィンドウ)の機能は内張りを外し、ガラス位置調整・グリスアップ及びワイヤー取り回しの調整を行います。こちらもロードスターの弱点で、メンテナンスを怠ると窓が開かなくなったり、逆に閉まらなくなったりします。
ウィンドウウォッシャーホースも年数が経ちますとカビや藻が発生しています。ホースの交換はもちろんですが、ジョイントに逆流防止のバルブを使用し、ボンネットへの水たれを防止します。
全てのチェック・整備が終わりましたら高速を含めた実走行にて、最終確認をいたします。
「安物買いの銭失い」「せめてそこだけやっておけばよかったのに・・・」にならぬよう、
しっかりとした納車整備を行って参ります。